indexに戻る

長田まさき

小江戸かわごえの平和施策の推進を
長田まさき議員の一般質問

歴史上初めて、核兵器禁止条約が主題となった国連会議が3月27日から31日まで開かれました。
 核兵器禁止条約が議論される国連会議の直前である3月13日、長田議員は「『小江戸かわごえ平和都市宣言』を活かした平和施策の推進を」と題して一般質問を行いました。

小江戸かわごえ平和都市宣言
 「小江戸かわごえ平和都市宣言・2005」を宣言した経緯と市の考えを質問すると、総務部長が「平和の尊さを自覚し、平和を愛する心を育む社会づくりを目指して、終戦及び被爆60周年の終戦の日に宣言を行った。本市の平和施策を実施していく上で堅持していくべきもの」と答えました。
 川合市長が加盟する平和首長会議への姿勢を聞くと、同部長が「核兵器廃絶と恒久平和の実現が、本市の平和施策の目的共通しており平成21年に加盟した。今後も、当会議の一員として恒久平和実現に向け平和施策を実施していく」と答えました。
 国連会議の「核兵器禁止条約」について、市の考えを聞くと、同部長は「平和首長会議は、核保有国や核の傘下にある国を含むすべての国が、国連の交渉会議に参加し真摯な姿勢で『核兵器禁止条約』の制定に取組むよう要請した。本市は、当条約制定について今後の動向を注視していく」と説明しました。

市長の平和への考えは?
 平均年齢80歳を超えたヒロシマ・ナガサキの被爆者が「後世の人びとに核兵器のない世界を」との思いから取り組み始めた「ヒバクシャ国際署名」について、川合市長は署名を行ったか聞くと「していません」などと答えました。また、市長にとっての平和と平和でないときを質問すると「平和とは、すべての個人にとって最重要なもの。平和でないときとは、戦争など武力紛争がある状態」などと答えました。

更なる平和施策事業を
 核兵器廃絶のため平和事業推進などを行う「日本非核宣言自治体協議会」への加盟の考えを聞くと、同部長が「現在、平和首長会議の一員であり、当協議会が平和首長会議と同様の目的の協議会であるため、当面は、平和首長会議の一員として平和施策を実施していく」と答弁しました。
 次の世代へ平和を受け継ぐために「小江戸かわごえ平和都市宣言」をアピールする看板設置について聞くと、同部長は「設置場所や費用面で課題があるが、市の平和への姿勢をアピールする手段の一つである。今後、他団体の設置状況も勘案しながら調査研究していきたい」と答弁しました。

ページのTOPに戻る