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こんの英子

潜在待機児童が185人!
こんの英子議員が一般質問

先日、新聞報道で潜在待機児童数が公表されました。それによると、川越市の今年4月1日現在の待機児童は67人、潜在待機児童数は185人となっています。 こんの英子議員は、待機児童解消の為の取り組みや保育士の確保の方策について一般質問を行いました。
 公立保育園20園の保育士の正規職員は220人、臨時職員は238人、合計458人。法人立保育園28園の保育士は511人となっています。

賃金格差の是正を

 こんの議員は、公立保育園と法人立保育園に勤務している保育士の平均年齢と平均給与について聞きました。
 こども未来部長は、公立保育園の正規職員の平均年齢は40・7歳。平均給与は、ひと月当たりおよそ29万円。期末勤勉手当を含めておよそ45万円、法人立保育園については、給与調査等を実施していないため把握していないと答えました。
 同議員は、市内の保育士の給与について格差があるかどうか検証できないので、今後、法人立保育園についても賃金調査等を行うべきだと指摘しました。また、公立保育園の臨時職員についても正規職員との賃金格差を是正し、見直すよう求めました。
 同議員は、保育士の確保の方策として、さいたま市や三郷市が実施している、民間保育園等が新規採用した常勤保育士等のために宿舎を借り上げる場合に国からの補助制度がありますが、保育士の確保のために実施するべきだと提案し、市の検討状況を聞きました。
 こども未来部長は、川越市は現在行っていないが、今後、対象者の選定などの課題もあり、他市の状況も確認し、実施に向けて検討していきたいと考えていると答えました。

今後の整備スケジュールは

 市の計画では、平成29年度末までに待機児童を解消するとなっているが、平成29年4月に向けた整備スケジュールと待機児童をゼロにできるか質しました。
 同部長は、民間保育所の公募で100人定員を1施設、増改築で10人増員1施設、幼稚園から認定こども園に移行するための保育所部分の新設が1園、合わせて167人分の確保を整備する計画となっている。平成29年度末には、子育て支援計画上必要な4668人分の定員確保は達成できるよう努力している。今後、入園申込者が増えていく状況も想定されることから、状況を見極めながら取り組みを強化していくと答えました。
 保育士の定着や保育士と保護者の信頼関係を構築することなど、保育園の質を向上させることが子どもたちの成長にとって重要であると考えます。

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