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蔵造り店蔵の耐震化工事について
池浜あけみ議員の質疑

中央通りにある蔵造り資料館については、平成26年度に耐震診断調査を行い、27年度に設計、28年度から耐震化工事をする予定となっていました。当初、工事は3期に訳、第1期は奥の二番蔵、三番蔵を、第2期は通り側の店蔵、住居棟、一番蔵などを、第3期は外構、展示等の工事と計画されていました。

2期工事を先行
 池浜あけみ議員はこれまでの工事の進捗状況とその経緯について聞きました。
 教育総務部長は、28年度着手予定だった1期工事は入札の不調が続いたこと、12月議会で2期工事への国の補助金が前倒しでつく状況となったこと等により、2期工事を先行させる案件となったと答えました。
 さらに、今回の一般競争入札が1社のみとなった理由を聞くと、蔵造り資料館が文化財建物であり、一番街に面している事から歩行者や車両の交通量が非常に多いなかでの難しい工事である事が考えられると答えました。
 この建物は明治26年に煙草卸商の小山文造が建てたものですが、一時、川越市都市開発公社が買い取り、そののち、料理屋に改装し開業直前まで至りました。
 当時、日本共産党の木村豊太郎議員が地元住民とともにこの歴史ある建物を守ろうと市と交渉した結果、市がこれを買い戻し、昭和52年に「蔵造り資料館」としてオープンしました。これを機に蔵造りの町並みの保存が大きく進んだ経過があります。
 
耐震化で安全な文化財へ 同部長は、先行して実施する2期工事の状況やオリ
ンピック、プレ大会などの兼ね合いを見ながら、できるだけ早い時期に全体工事が完了できるようすすめると答えました。

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