高校生世代へのデジタルギフト 補正予算➀ こんの英子議員の質疑
今回の補正予算(第3号)は、4億7974万円となっています。予算内容は、物価高騰対策として、①高校生世代へのデジタルギフト支給(高校生世代に1万円分、約9500人にデジタルギフトを支給)1億375万円、②ひとり親世帯等生活応援支援金給付(低所得者のひとり親世帯に対し、児童1人当たり2万円を給付)6060万円、多機能端末機の導入(コンビニ交付サービスと同じシステムを利用した端末機を市役所1階市民課・ユープレイス3階川越駅西口連絡所(こちら)に設置)、病児・病後児保育予約システムの導入、公共施設における照明器具のLED照明への切替6287万2千円、なぐわし公園整備運営事業(次期事業者選定を行うために債務負担行為設定)などが計上されています。
こんの議員は、物価高騰が続く中で、市民の生活状況等をどのように捉えているのか確認すると財政部長は、昨今の物価高騰により、生活費が上昇し家計への負担が大きくなっている。今後も社会経済の状況を注視しながら、国などとも連携し対応を行なっていくと答えました。本補正予算成立後の未計上の前年度剰余金の額について聞くと同部長は、未計上の前年度剰余金は、約19億2千万円で今後の補正予算の財源として活用していくと答えました。
病児・病後児保育予約システムは、令和8年3月を稼働開始を予定している理由を聞くと、こども未来部長は、予約システムでの受付開始は、令和8年4月からを予定しているが、保護者への周知、事前の利用者登録の期間を考慮し、令和8年3月からのシステム稼働開始にしたと答えました。道路等の維持補修について要望件数を確認すると、建設部長は、市民要望5591件中2141件が未実施となっており、補正後も2000件程度未実施が見込まれていると答えました。やまぶき会館の屋上防水修繕について、修繕内容、今後のスケジュールを確認すると文化スポーツ部長は、ホール屋上に雨水侵入が発生している箇所の劣化した防水シートを撤去し、地下処置とウレタン防水塗装を実施する。議決後、速やかに契約事務を進め、10月下旬以降に着工し、1ヶ月程度の工期を見込んでいると答えました。