生きる力を育む食農教育の充実を 川口ともこ議員の一般質問
市内小中学校で取り組んでいる「みどりの学校ファーム」(埼玉県こちら)の現状を聞くと学校教育部長は、種まきや植え付け、水やりや除草、収穫等の農業体験や収穫祭、生き物観察、環境教育をふまえた体験活動を実施。霞ヶ関東小はサツマイモの苗を植え、収穫後ツルでリース作り。南古谷中学校は、オクラ栽培で畑の耕し、作付け、収穫、調理し食すまでの学習をすると答弁。
川口議員は喜多方市の小学生が農業科の取り組みを通じて、食と農の理解や食の大切さを学ぶことで給食残さが減り意欲・協調性・やり抜く力等の非認知能力の育成に役立ち、地域と学校、子どもたちの関係性が良くなり、保護者の協力体制が生まれるなど食農教育の推進で教育、農業、地域社会にもプラスの効果が表れていることを紹介。現在、市内学校ファームは縮小傾向であり、農地を確保し、植え付けから食すまでの機会を増やしたり、作文コンクールを開いたりして、食農教育の充実をすべきと提案。教育長は、中学校教頭時代に学校農園を設置し野菜栽培に取り組んだ経験から食農教育の充実は大切な課題。今後は指導者やボランティアを確保し、学校と地域が連携・協働して児童生徒の農業体験活動の充実、食農教育の推進に努めると答弁しました。