平和の尊さ継承できるよう事業の充実へ 川口ともこ議員の代表質疑➃
川口 市長の市政方針は、平和についてふれていません。市民憲章には「郷土の伝統を大切にし、平和で文化の香りたかいまち」とあり、これまで平和基金条例や広島平和記念式典への市民派遣など行っています。終戦被爆60周年は「小江戸かわごえ平和都市宣言2005」を宣言、平和首長会議に加盟し積極的な取り組みをしています。昨年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞し、平和首長会議は日本政府に核兵器禁止条約に批准を求めましたが、森田市長も同じ立場なのか?
市長 引き続き平和首長会議の一員として、平和な世界の実現に寄与して参りたい。核兵器禁止条約の署名・批准については、平和首長会議国内加盟都市会議が本年1月17日に日本政府に対し要請しており、私としても趣旨に賛同する立場です。
川口 終戦・被爆80年の節目の2025年度は、どのような取り組みをするのか?
市長 平和事業を推進するとともに、広島平和記念式典に、中学生を派遣する事業をさらに充実させ、平和の大切さや尊さを次世代に継承できるように取り組む。
川口 行財政改革の方向性について、市民負担を課していくのか、それとも計画を見直すのか?
市長 川越市行財政改革推進計画に基づき、歳入・歳出両面から改革に取り組んでいる。受益者負担の観点から使用料・手数料の見直しを進めていく必要がある。市民生活への影響を配慮しながら財政基盤の強化を図る。市民には丁寧な説明に務める。