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こんの英子

小中学校の教室にエアコン設置を
こんの英子議員が一般質問

こんの英子議員は、お母さんたちから寄せられた小中学校の普通教室へのエアコン設置について一般質問しました。
 現在、普通教室には2台の扇風機は設置されていますが、暑い空気をかき混ぜているだけです。文部科学省の学校衛生基準では、「教室の温度は10℃以上30℃以下が望ましい」としています。しかし、夏場は35℃を超えて、とても勉強ができる環境ではありません。子どもたちの熱中症などの健康面も心配されます。こんの議員は、県内他市のエアコンの設置状況について聞きました。
 教育総務部長は、平成25年度末現在で、小中学校すべての普通教室へエアコンを設置しているのは、県内40市中、さいたま市、富士見市、鶴ヶ島市など11市、一部エアコン設置は、所沢市、狭山市、ふじみ野市など25市になっていると答えました。

7223筆の署名提出

 党議員団は「より良い教育環境を望む会」の皆さんと一緒に署名活動に取り組んできました。5月26日には7223筆の署名を提出し懇談しました。
 こんの議員は、「特に1年生は体力的に暑さに耐えられない」「子どもたちのために署名活動に参加している」など切実な保護者の声を紹介。市長にしっかりと受け止めてもらいたいと訴えました。また、子どもたちの学力の低下なども危惧していると指摘しました。
 同議員は、小中学校すべての教室にエアコン設置をした場合、費用について聞きました。
 教育総務部長は、市が発注する工事によりエアコンを設置した場合、エアコン本体、配線工事、キュービクル増設工事等をおこない、小学校では、14億3800万円、中学校では、7億200万円、合計で21億4000万円と試算していると答えました。

鋭意検討する…市長

 こんの議員は、川口市では2016年までに小中学校のエアコン設置すること決め、3年で整備することを紹介し、リース方式なら短期間で整備ができ費用も平準化できると提案し、市長が決断すればエアコン設置は可能だと指摘し、市長の考えを聞きました。
 川合市長は、市民からの要望もいただいており、必要性は認識している。しかし、多額の費用が見込まれる。本市の施策の優先順位や財政状況を見極めながら、鋭意検討していくと答えました。

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