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本山修一

歴史的風致維持向上と観光・回遊性
本山修一議員の一般質問

川越市歴史的風致維持向上計画が平成23年6月に国から認定されました。本市が川越まつり、物資の集散、寺社門前の賑わいがあり、歴史的建造物と人々の営みが一体となって重層的に形成されているまちとして歴史的風致の維持向上を図っていくことを目的に計画が策定されました。6年後には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、川越でも霞ヶ関カンツリー倶楽部でゴルフ競技が開催されます。本山議員は歴史的建造物などの復原・整備をはかり観光や商業の活性化などにつながる施策について市に見解を求めました。市は次のように答弁しました。


山崎家別邸は来年1月から一般公開


 旧山崎家別邸は今年度に市指定文化財の主屋、茶室、床面補強の復原工事、国登録記念物の庭園の復元を実施。休憩所・トイレ・管理棟を設置し、入口部分に由来を記載した案内板を設置していく。平成28年1月から建物内を含めガイドつきで一般公開を予定している。旧川越織物市場は平成27年度に調査や基本設計のなかで整備方針と活用について考えていくと答弁。

旧鶴川座、民間事業主体だと2/3の補助


 旧鶴川座については中心市街地活性化のためのアドバイザリーを招致し所有者、商店会、まちづくり団体、民間事業者を対象に勉強会を開催している。民間が実施主体だと国から3分の2の補助が付く、実施主体を明確にして活用方法、事業計画を策定する予定だと答えました。 

トイレは順次改修する

 休憩所やトイレの今後の整備は、喜多院や蓮馨寺の境内に、所有者と設置の可能性を協議していく。観光化で所管しているトイレ(10ヶ所)を「まちなかトイレきれい化事業」を実施し順次改修を行うと答弁。一番街通りの交通規制は、イベント時に交通規制を実施できるよう関係機関や周辺地域の方々と調整していく。市内の歴史的建造物を結ぶ道路の美装化や案内の充実、川越の歴史やまちを深く理解したガイドを育成していくと答えました。

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