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集団的自衛権白紙撤回を求める請願が不採択
3月定例議会が開会

市議会は17日に開会し、昨年12月市議会に提出された「集団的自衛権行使を容認する閣議決定に抗議する川越市民の声を表明し、白紙撤回を求める意見書を政府に提出することを求める請願書」(赤松岳氏他785名)について、総務財政常任委員長から報告が行われ、これに対し日本共産党を代表して本山修一議員が次のような賛成討論(要旨)を行いました。

 「歴代政府は、これまで憲法9条の下で許される自衛権発動としての武力の行使は個別的自衛権であるとされてきました。この自衛権発動の縛りを乱暴に踏み破ったのが昨年7月1日の閣議決定であります。このような閣議決定は、憲法上許されないとする歴代の自民党政権も含めて長い時間的経過の中で確立されてきたもので、一内閣、安倍内閣の判断で覆してしまう行為であり、憲法9条の下で、海外での武力行使に道を開くことになり到底認めることはできません。憲法解釈の変更は政府の行為は憲法に律せられるという立憲主義の大原則から大きく逸脱しています。「閣議決定」撤回などを求める意見書を可決した地方議会がこれまでに238議会に上っていることも明らかになりました。同請願に賛成するものであることを申し上げ討論といたします」。

 同請願について採決が行われ、日本共産党(4)、民主党(3)、市民フォーラム(2)、倉嶋美恵子(やまぶき会)、川口啓介議員の11名は賛成しましたが、やまぶき会(9)、公明党(7)自民党(5)、プロジェクト川越21(2)、明ヶ戸亮太議員の24人が反対し、賛成少数で不採択になりました。

20日から議案質疑
市政方針予算など質す


 市長から市政方針及び40議案が提案され、教育委員長から教育行政方針が報告されました。20日に川口議員が市政方針、教育行政方針の代表質疑に立ち、23・24の2日間、本山議員が保育料等に関する条例(全部改正)制定、介護保険条例の一部改正、川口議員が中小企業振興基本条例の制定、かきた議員が国民健康保険条例の一部改正、平成27年度川越市一般会計予算、こんの議員が平成26年度川越市一般会計補正予算について質疑を予定しています。ぜひ、傍聴にお越しください。開会時間は10時からです。各議員の質疑時間など詳しくは市議会事務局にお問い合わせください。☎224‐6067(直通)。


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