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北朝鮮の核実験に抗議する決議全会一致で可決 ─市議会はじまる─

 2月25日、市議会は、若海保議会運営委員長から議会運営委員の辞任願が出されたことからこれに同意し、三上喜久蔵議員を後任に選任しました。26日の議会運営委員会で、同議員を議会運営委員長に選任しました。

 26日に議案の上程などが行われました。3月定例市議会は3月26日まで30日間の会期で行われます。
 今回から、市長の市政方針及び教育委員会の教育行政方針に対して、各会派からの代表質疑が行われることになりました。代表質疑は3月1日に行われ、日本共産党からは本山修一議員が質疑をします。

 26日の本会議では、市内循環バス「川越シャトル」の見直し方針について市政報告が行われた後、市長の市政方針、教育委員会の教育行政方針が語られ、市長提出の議案29件の提案理由が説明されました。また、市議会委員会条例の一部改正(保健福祉常任委員会に、こども未来部を加えることなど)、政務調査費交付条例の一部改正、市議会会議規則の一部改正の3件が議員提案され、全会一致で可決しました。

 さらに、2月12日に行われた北朝鮮の核実験に抗議する決議が全会一致で可決されました。内容は左記の通りです。この決議を受けて、市長は朝鮮民主主義人民共和国国防第一委員長金正恩宛に抗議文を送付しました。

 今議会に提案されている主な議案は、○東日本大震災からの復興に関し市が実施する防災施策の財源確保のための市税条例改正、○新型インフルエンザ対策本部条例の制定、○川越駅西口駅前広場改修工事に伴うシェルター設置工事請負契約、○平成24年度一般会計補正予算、○平成25年度一般会計予算などとなっています。

請願の締切りは3月5日午後5時まで

議会日程は次の通りです。
○3月1日 代表質疑
○4日・5日 議案質疑
○7日・11日・12日・14日 一般質問
○18日 4常任委員会
○26日 最終日



朝鮮民主主義人民共和国による三度目の核実験に抗議する決議

 朝鮮民主主義人民共和国(以下「共和国」という。)は、平成二十五年二月十二日、三度目の地下核実験を実施したと発表した。
 昨年十二月の事実上の長距離弾道ミサイルの発射に続き、今回の核実験も国連安全保障理事会の決議に違反して強行されたものである。
 核実験の中止を求める多くの要請を無視し、核実験を強行したことは、国際的な核兵器廃絶を目指す動きに対する重大な挑戦であり、北東アジア地域のみならず国際社会の平和と安定を脅かすものである。
 よって、本市議会は、唯一の被爆国として、共和国の核実験実施に断固抗議するとともに、いかなる核実験もこれ以上実施しないこと、すべての核兵器及び既存の核計画を放棄することを強く求めるものである。
 右、決議する。
平成二十五年二月二十六日
川越市議会

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