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仮称大東市民センター請負工事議案など20議案提案
9月市議会始まる

 9月定例市議会が5日午後開会しました。関口勇副議長から一身上の都合から辞職願いが提出され、承認されました。続いて副議長選挙が行われ、やまぶき会の倉嶋美恵子議員が当選しました。

災害廃棄物の受入れ行わず

 宍戸副市長から「災害がれきの受け入れについて」次のような市政報告が行われました(要旨)。埼玉県から本年4月10日付けで、災害廃棄物(木くず)の広域処理について依頼があり、検討をおこなってきた。その後、環境大臣から「可燃物・木くずの広域処理が必要量に達するという見通しが得られつつあり、当面すでに実施中の自治体などとの調整を見合わせる」内容の通知を県から各自治体に送付されました。県からは、セメント工場以外での災害廃棄物の受け入れは被災地からの新たな要請がないかぎり当面見合わせるという通知を受理。本市としては、市議会の決議を踏まえ、市のごみ処理の現状を考慮に入れ、木くずの受け入れ要請については検討を終了する(受入れはしない)こととしました。

 
川越シャトル見直しへ

 風間副市長から「川越シャトル」の見直しに向けた次のような基本的な考え方が示されました。(1)「川越シャトル」諸問題検討委員会からの提言内容を尊重する。(2)地域の皆様と連携したデマンド交通等新たな交通手段の導入可能性も検討する。(3)これまでの2社体制の運行を新規参入も検討する。(4)市議会から「川越シャトル」の見直し案再考を求める決議を真摯に受け止め、平成25年3月市議会に最終的な検討結果を報告するなどというものです。同報告に対しかきた有一議員が質疑しました。

市長から提案された20議案の一部議案を紹介します。

○平成23年度川越市水道事業の利益の処分について…同年度水道事業の未処分利益剰余金6億1389万余円のうち3億円を減債積立金に、3億円を建設改良積立金にそれぞれ積み立てようとするもので議会の議決を求めるものです。
○災害対策基本法の一部改正に伴い、川越市防災会議条例及び川越市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定。

大東市民センター(公民館・出張所の建替)に4億円余

○仮称大東市民センター新築工事請負契約について…老朽化した大東公民館大東出張所を更新し、新たな市民活動、文化の活動拠点となる施設を整備するため、豊田本に延べ床面積1912平米余、鉄筋コンクリート造り2階建、多目的ホール、音楽室、プレイルームなどの施設をめざし、初雁興業(株)と4億2千万円で契約しようとするもの。工期は契約締結日から平成25年9月まで。
○川越駅西口駅前広場改修工事請負契約…駅前広場改修工事、歩行者用デッキ築造工事など10億6963万5千円で戸田・初雁特定共同企業体と契約しようとするもの。工期は契約締結日から平成26年3月14日まで。

一般会計補正は約9億5千万円

○平成24年度川越市一般会計補正予算案…9億5478万7千円を補正しようとするもの。
 旧山崎家別邸活用整備事業に係る土地購入費等の計上。太陽光発電システム設置事業補助金の計上、防災ラジオの導入、災害用備蓄品の拡充に係る消耗品費等の追加計上。
○平成23年度川越市一般会計歳入歳出決算認定についてなど10議案となっています。

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