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長田まさき

新らしいまちづくり計画の影響
長田まさき議員の一般質問

平成28年度末に新たなまちづくりの計画である立地適正化計画と都市・地域総合交通戦略が策定されるにあたって、長田議員は3月議会で「芳野地域における立地適正化計画と都市・地域総合交通戦略による今後の影響について」と題して一般質問を行いました。
 初めに、立地適正化計画の概要を質問しました。
 都市計画部長は「人口減少や高齢化が進む中でも持続可能な都市経営を実現するため、おおむね20年後を見据え、医療や商業施設、住居等がまとまって立地し公共交通でアクセスできるまちづくりを目指すものです」と答えました。
 都市・地域総合交通戦略の概要を聞きました。
 同部長は「様々な交通課題に対応し持続可能な都市を目指し、10年後を見据えて、まちづくりと連携して様々な交通施策を進めていくための総合的な計画です。内容は、道路等の基盤整備や公共交通の利用促進、中心市街地の交通円滑化などです」と答弁しました。

交通弱者への新たな施策
  
 芳野地域の北部や北東部は、公共交通がなく不便な交通空白地域です。同議員は、芳野の交通不便地域にお住いの81歳で免許更新をした方から聞いた切実な声を取り上げ、市が平成30年度中に導入を進めている交通弱者への新たな交通施策について聞きました。
 同部長は「現在、庁内検討中で、今後は導入地域を含めた詳細な検討のため、事業手法や事業費の試算を行うとともに、有識者や市民などを構成員とする組織を設置し、施策の制度設計を進めていく。その後、交通事業者や地域の自治会などと調整していく」と答えました。

芳野地域への影響は
 
 芳野地域は、豊かな自然に囲まれ地域の人たちのつながりが厚く、子どもたちは健やかに育ちます。生まれ育ったふるさとは、誰にとっても大切な場所です。
 長田議員は、立地適正化計画と交通戦略による、芳野地域への影響を聞きました。同部長が「策定される計画は、安心できる健康で快適な生活環境の実現を図るとともに、持続可能な都市経営を可能とするためのものであり、芳野地区においても、本市が魅力的で活力があり、利便性の高いまちを維持することで暮らしやすさの維持につながる。また都市計画マスタープランに掲げる芳野地区のまちづくりの実現につながるものと考えます」と答弁しました。
 その土地で育んだ歴史と風土を守る人の心も大切にしてもらいたいものです。

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