活動ニュース活動ニュース

indexに戻る

市長の災害対応に厳しい批判
12月市議会はじまる

11月29日から12月定例市議会がはじまりました。開会冒頭に、台風第21号への本市の対応について市政報告が行われ、日本共産党のこんの英子議員など4名が質疑しました。
 報告のなかでは、被害の状況、活動状況、寺尾地区への対応状況、被災者支援、施設の復旧について資料とともに示されました。また、22日から23日にかけて合計10回開かれていた災害対応部長会議の概要も明らかになりました。
 質疑にあたり、災害時に救助活動などにあたっていた川越地区消防組合から消防局長を参考人として本会議に招致、活動にあたった時間、管理者への報告状況などがただされました。
 質疑のなかで、消防局は23日の午前3時38分から活動を開始しており、早朝には市長に報告がされていること、江川流域都市下水路樋門ゲートの閉鎖は部長会議に報告されていないことなどが新たに明らかになりました。

「不適切ではない」
    認識変わらず

 川合市長は、臨時会市議会で、今回の災害対応について「不適切ではなかった」と答えていますが、こんの議員から住民説明会や被災者対応でのやり取りを経た現在の認識を問われると「不適切ではなかった」との考えは変わっていないと表明。一方で、寺尾地域の救助の報告は23日早朝には受けていたことを明かし、「フェイスブックで夕方知った」ことについては「夕方ではなく午後だった」と発言を変えました。このやり取りで議場や傍聴席がどよめく場面もあり、質疑した議員たちからは「安心して生命と財産を任せられない」「残念だ」などの発言が相次ぎました。

水害対応の補正予算、私債権の放棄など上程

 市政報告が行われた後、市長提出議案が上程されました。台風21号の被害に対応する補正予算も含まれます。また、現在進めている災害対応について追加の補正予算も予定されています。その他、私債権の放棄に関する議案4件、市営住宅住宅条例の一部改正、北部地域ふれあいセンター・東後楽会館の指定管理者の指定、平成29年度一般会計・特別会計補正予算などが提案されました。

 12月5日から提出議案に対する質疑が行われます。
※進行状況については、市議会事務局(電話224‐6067・直通)まで

ページのTOPに戻る