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川越シャトル介護者無料拡充と
無料は90歳以上に引上げ
川口ともこ議員が質疑

市内循環バス「川越シャトル」の見直しについて市政報告があり、川口ともこ議員が質疑しました。
 路線の設定については、新河岸駅東西駅前広場を最大限活用した路線を設定し、利用者が少ない路線を見直します。大幅変更の路線は、霞ヶ関駅方面11・12系統と保健センター方面の20・24系統の統合。変更しない路線は21・22系統。軽微な変更の路線は、10・23・30・31・32・33・40系統。また、新規路線として新河岸駅東口から34・41系統を設定します。

統合路線と拡充路線

 川越シャトルの調査が平成27年度1週間行われ、1便当たりの乗降者数は少なく延べ乗降者数が多い路線が統合され、1便当たりの乗降者数は多いが延べ総乗降者数が少ない路線が軽微な変更となっていることから、なぜ、利用人数が多かった路線が統合されたのか聞きました。
 都市計画部長は、便数が多い路線は利用者数が必然的に高くなるので、1便当たりの利用者数を参考にしたと答えました。
 同議員は、報告の資料にある1便当たりの乗降者数と、市が調査した「年間の1便当たりの利用者数」に違いがあり、何故大幅変更になるのかがわかりずらいと指摘しました。

市民の声反映する

 今年に入りシャトル見直しについての意見公募の結果を聞くと、「104名の方から173件の意見を頂いた。路線見直しは70件、増便やダイヤ変更等は103件。」と答弁しました。
 ウニクス南古谷のショッピングセンターや病院近くにバス停がほしいという声が寄せられているが、利便性を考慮し、敷地内にバス停が設置できるよう努める。また、高齢化が進む市営住宅近くの利用者からは、朝の7時台のバスでは、病院や買い物に行けないという声があり対応をただしたところ、施設の開設時間を考慮しつつ、効率的な運行ができるよう協議し設定したいと答弁しました。

高齢者の無料乗車証は
   元気高齢者増やす


 特別乗車証の制度は、障害者の介護者を現行1名から2名まで無料とする一方で、無料となる年齢を80歳以上から90歳以上に引上げます。年齢引上げの理由については、民間の路線バスと川越シャトルの利用者間で公平性が保たれていない。高齢人口が増加するなかで、将来にわたって持続的な運行を目指す観点からといいます。しかし、シャトルバスもないところでは、深刻です。シャトルの収支は、5年前と比較し利用者も増え赤字も減っています。
 川口議員は、高齢人口の増加が、即シャトルバスの運行に支障をきたすような状況ではないし、客観的根拠なのかと指摘しました。元気な高齢者が多ければ医療費や介護保険料の負担も軽くすることができます。
 新しい路線では、現行300mのバス停間をさらに短くし、利便性をよくすることも検討されているので、初乗り180円を1?未満100円とするなど、短い距離でも利用しやすくするため料金の見直しも必要ではないでしょうか。
 市は、70歳以上90歳未満の高齢者の特別乗車証を交付し、1回の乗車が100円だと答えました。
 尚、来年4月1日から、見直し後の路線で運行ができるよう準備を進められています。

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