活動ニュース活動ニュース

indexに戻る

市政方針に対する代表質疑1
川口ともこ議員

市長の市政方針と教育委員会の教育行政方針に対して、日本共産党議員団を代表して川口ともこ議員が質疑しました。
 冒頭、市長が3月1日に自民党主催の会合のあいさつで、議会が6日間停まった理由について、共産党の発言でとまったと、私たちに責任があるかのような発言をしたのは事実なのか確認しました。
 市長は「神山佐一国会議員の新春の集いで、よく覚えていないが、共産党さんの発言がきっかけで議会が止まったなどと言ったかもしれない」と答弁。
 かきた有一議員が「市長の発言について疑義があり、議会運営委員会で確認を」と議長に動議が出され、議会は休憩になりました。
 議会運営委員会が開かれ、会合での市長のあいさつが同委員会との認識と一致しないのではないか市長に確認しました。
 議会が再開され、市長が新春の集いでの発言は軽率であったことを認め陳謝しました。
 川口議員は、神山佐一代議士の新春の集いでの市長の発言は遺憾だとしたうえで、一連の経過として?市長が議員を刑事告訴したことについて共産党が問題提起し、?この問題に対し議会運営委員会は全員一致で問題の調整を求め、?執行部から調整のため3日間の休会を議運に求めた経過の認識をただしました。
 市長も同じ認識との答弁がありました。

 
市長に批判的な声
どう受け止めるのか

 市長は、「2期8年の取り組みが評価いただいた。期待の大きさが示された」と市政方針で述べていますが、市長選挙の投票率は29・70%でこれまでの市長選挙で最も低い投票率でした。そのうちの66%の得票率で約5万6千人投票したが、有権者28万8千人と比較すると、果たして多くの市民に支持されたといえるのか市長の受け止めを聞きました。市長は、「実績が多くの市民の皆様から支持されたもの」と同様の答弁でした。
 これまでの川合市長が行ってきた市政運営に批判的な声も多く、投票総数の約34%は市長を選んでいません。公共料金の値上げ、福祉の削減をやめてほしい等、他陣営を支持した意見を、市長はどう受け止め、市政に反映させていくのか問いました。
 市長は、「有権者がそれぞれの立場で行政に期待を寄せる表れである」として「多くの方々のご意見や要望に真摯に耳を傾け取組んでまいりたい」と答弁しました。
 
介護保険料引き下げは
審議会で議論へ

 この間、日本共産党が議会で提案してきた介護保険料の引き下げや他の議員の学校給食費無料化の提案に対して前向きな答弁は避けてきたのに、市長選挙のビラで「着手します」や「国県の連携で実現をめざす」と推進するに至った理由と新年度予算にどのように反映させたのか聞きました。
 市長は、「介護保険料引下げについては、積立金の増加に伴い、この活用を視野に入れ見直しの必要性を考えた。学校給食費無料化は国における無料化の議論を受けて市単独では厳しいが、国県の連携による財政措置が見込めるのであれば導入も可能」との考えを示しました。
 予算への反映については「付属機関などでの審議を踏まえるとともに、財政状況を考慮しながら今後検討したい」と答弁し、予算には反映していないことがわかりました。 

ページのTOPに戻る